転職エージェントは
無料なのか
結論:求職者は原則として無料です。サービスの好意ではなく、法律で求職者からの手数料徴収が制限されているためです。ここを知っておくと、合わないときに気兼ねなくやめられます。
根拠となる条文
職業安定法 第32条の3第2項
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
出典:e-Gov法令検索「職業安定法」第32条の3第2項(2026年9月10日確認)。例外は「厚生労働省令で定めるとき」に限られます。当サイトでは、どの職種が例外に当たるかまでは確認していません。費用の話が出た場合は、その場で根拠となる規定を確認してください。
では、誰が払っているか
| 誰が払うか | いつ発生するか | |
|---|---|---|
| 転職エージェント | 採用した企業 | 採用が決まったとき(成功報酬が一般的) |
| 転職サイト | 掲載する企業 | 掲載時(掲載料が一般的) |
| ハローワーク | 公的機関(無料) | — |
そこから来る、読者側の注意点
- 採用が決まらないと収益にならないため、決まりやすい求人が優先されることがあります
- 合わない求人は断ってよい。費用を払っていないので、契約上の拘束はありません
- 担当者の変更を依頼できる。利用をやめることもできます
- 「相談だけ」でも使えますが、その前提で対応されます。相場を知るだけなら求人の提示年収レンジを見るほうが早いことがあります → サイトとの違い
転職を検討する人と、副業を続ける人の違い
無料だからといって、登録が必要とは限りません。
| 登録する意味がある人 | いま登録しなくてよい人 |
|---|---|
| 時期を決めていて、実際に動く | 相場を知りたいだけ(求人情報で足ります) |
| 在職中で日程調整の時間がない | いまの会社で昇給・異動の余地を確認していない |
| 自分に合う求人が分からない | 副業に使える時間が確保できていて、そちらを試したい → 最初にやること |
具体的な判断例
例:登録したが、提案される求人が希望と合わない
費用は発生していないので、希望条件を伝え直すか、担当者の変更を依頼するか、利用を止めるかを選べます。ただしすでに応募が進んでいる企業がある場合は、その扱いを確認してからにしてください。
登録する前の確認事項
| 確認 | なぜ |
|---|---|
| 対象の年齢・職種・地域に自分が入るか | 入らないと紹介がなく、時間だけ使います |
| 連絡手段と時間帯を指定する | 私用の連絡先だけを登録します |
| 推薦を除外したい企業を伝える | 自社・グループ会社・主要取引先 |
| すでに応募済みの企業を伝える | 重複応募を防ぎます |
| 退会・利用停止の方法 | 合わなかったときに止められるか |
登録しないという選択
無料でも、面談と連絡対応の時間はかかります。時間が取れない時期なら、登録を先延ばしにする判断も合理的です。
次に取る行動
- いま必要なのが「相場の確認」なのか「実際に動くこと」なのかを決める
- 動くなら、在職中に伝えることを確認してから登録する
- 費用の話が出たら、その場で根拠(職種の例外に当たるか)を確認する
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出典:e-Gov法令検索「職業安定法」第32条の3。最終確認日:2026年9月10日。このページは法務の助言ではありません。