転職エージェントを
複数利用する
結論:在職中で時間が取れないなら1〜2社。多くても3社まで。複数利用は禁止されていませんが、増やすほど連絡の管理が破綻し、同じ企業への重複応募という事故が起きます。
数の目安
| 状況 | 現実的な数 | 理由 |
|---|---|---|
| 在職中で時間が取れない | 1〜2社 | 面談と連絡対応だけで時間が埋まります |
| 時間が取れる | 2〜3社 | 比較できて、管理も破綻しにくい |
| 4社以上 | 勧めません | 連絡の管理が破綻し、重複応募が起きやすくなります |
「多いほど有利」ではありません。時間が有限だからです → 使える時間の測り方
いちばん多い事故:同じ企業への重複応募
企業側で重複が判明すると、どちらの経由として扱うかで調整が入り、選考が止まったり、辞退扱いになったりすることがあります。企業にとっては手数料の支払先の問題にもなります(→ お金の流れ)。
応募先の企業名は、自分で一覧にして管理してください。エージェント側は他社の状況を知りません。
管理の仕方(表を1枚作るだけ)
列は4つで足ります。
「企業名/どのエージェント経由か/応募日/選考の状況」
求人を提案されたら、まずこの表を見る。すでにある企業なら「他社経由で応募済みです」と伝えます。
複数使う利点
| 利点 | 中身 |
|---|---|
| 提案される求人が偏らない | 各社が扱う求人は同じではありません |
| 担当者との相性を比べられる | これがいちばん実感しやすい差です |
| 年収の見立てを複数得られる | 1社の評価だけで判断しなくて済みます |
| 連絡が滞っても止まらない | 担当者が多忙で進まないことがあります |
複数使う人と、1社に絞る人の違い
| 複数使う意味がある人 | 1社でよい人 |
|---|---|
| 職種や業界を変えたい(求人の幅がほしい) | 応募したい企業がすでに決まっている |
| 年収の見立てを比べたい | 在職中で、連絡対応の時間が取れない |
| 時間が取れる | 担当者との相性に問題がない |
具体的な判断例
例A:2社に登録、どちらも同じ企業を提案してきた
先に提案された側で進めると決め、もう一方には「他社経由で応募済み」と伝える。ここを曖昧にすると、企業側で重複が発覚します。
例B:連絡が多すぎて対応しきれない
社数を減らすか、連絡の頻度と時間帯を伝え直す。費用を払っていないので、止めることもできます → 無料の理由
担当者に最初に伝えること
- 他社も併用していること(隠す必要はありません)
- すでに応募済みの企業
- 推薦を除外してほしい企業(自社・グループ会社・主要取引先)
- 連絡してよい時間帯と手段
- いつ頃の転職を考えているか
登録する前の確認事項
| 確認 | なぜ |
|---|---|
| 対象の年齢・職種・地域に自分が入るか | 入らないと紹介がなく、時間だけ使います |
| 連絡手段と時間帯を指定する | 私用の連絡先だけを登録します |
| 推薦を除外したい企業を伝える | 自社・グループ会社・主要取引先 |
| すでに応募済みの企業を伝える | 重複応募を防ぎます |
| 退会・利用停止の方法 | 合わなかったときに止められるか |
使わない・減らすという選択
合わないと感じたら、担当者の変更を依頼することも、利用をやめることもできます。ただしすでに応募が進んでいる企業がある場合は、その扱いを確認してからにしてください。
次に取る行動
- 応募先の管理表(企業名/経由/応募日/状況)を作る
- 登録する社数を決める(在職中なら1〜2社)
- 登録時に、上の5点を伝える
- 提案が来たら、まず管理表を確認する
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