請求書ソフトは必要か
結論:年に数枚なら無料のテンプレートで足ります。ソフトの意味が出るのは①枚数が増えたとき ②入金の消し込みを追いたいとき ③控えの保存を仕組みにしたいときの3つです。「個人事業主だから請求書ソフトが必要」ではありません。
まず、法律上の要件を確認
請求書の様式に決まりはありません。手書きでも、表計算ソフトでも構いません。決まっているのは、インボイス(適格請求書)として出す場合の記載事項だけです → 記載事項6項目
つまり、ソフトを使わなくても要件は満たせます。ソフトは「要件を満たすため」ではなく「手間とミスを減らすため」の道具です。
テンプレートで足りる場合
| 条件 | 理由 |
|---|---|
| 取引先が1〜2社 | 宛先の管理が要りません |
| 月に数枚以下 | 手作業でも破綻しません |
| 金額と項目が毎回ほぼ同じ | コピーして日付と番号を変えるだけ |
| 入金の管理を通帳で追える | 件数が少なければ通帳で足ります |
この場合、ソフトの費用と設定の時間のほうが高くつきます。
ソフトを使う意味が出る場合
| きっかけ | ソフトで解決すること |
|---|---|
| ①枚数が増えた(月5枚を超えるあたり) | 取引先の登録、見積書からの変換、通し番号の自動採番。転記ミスが減ります |
| ②入金の消し込みが追えなくなった | 売掛残高・回収予定の一覧。「請求したのに入金されていない」を見つけられます |
| ③控えの保存を仕組みにしたい | メール送付した請求書は電子取引データとして保存が必要 → 要件 |
| ④会計ソフトへ売上を取り込みたい | 同じ会社のサービス同士なら連携が用意されています |
判断の順番
1. 今月、請求書を何枚出したか数える
2. 5枚以下ならテンプレートを継続(無料のテンプレートは各社が配布しています)
3. 増えてきたら、無料の範囲があるサービスから試す → Misocaは月10枚まで無料
4. 会計ソフトと同じ会社にそろえるかどうかを決める → 弥生とマネーフォワードの比較
ソフトを入れても解決しないこと
- 取引条件を決めていない問題。振込手数料の負担、締め日と支払期日は契約の話です → 見積書で決める
- 記帳を続ける作業。請求書ができても、帳簿は別に作ります → 続けやすくする設定
- 入金がない相手への催促。一覧で気づけますが、連絡するのは自分です
次に取る行動
- 先月出した請求書の枚数を数える
- 5枚以下なら、テンプレートのままで構いません
- 増えているなら、無料の範囲があるサービスを1か月試す
- いずれの場合も、控えの保存場所を決める → 電子取引データの保存
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- Misoca(見積書・納品書・請求書の作成)を見る(公式サイト)

公式ページに「請求書作成枚数が月10枚まで、ずっと無料」と記載があります(2026年9月10日確認)。年に数枚なら、無料のテンプレートで足ります。
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最終確認日:2026年9月10日。各サービスの料金・無料範囲は変わります。公式サイトでご確認ください。このページは税務の助言ではありません。