年収を上げてから
副業を始めるメリット
順番の話です。先に本業の収入を上げると、副業を始めるときの前提が変わります。ただし転職すれば必ず上がるわけではありません。ここを踏まえたうえで読んでください。
何が変わるか
| 変わるもの | 中身 |
|---|---|
| 元手 | 副業の初期費用(機材、仕入れ、外注)を出しやすくなります |
| 時間の余白 | 労働時間が短い会社に移れた場合。年収だけでなく労働時間も見る理由がここです |
| 失敗できる回数 | 生活が安定していると、売れなかったときに撤退して次を試せます |
| 審査 | クレジットカードや融資の審査で、収入は見られる要素のひとつです → カードの違い |
| 精神的な余裕 | 「今月中に売らないと」と焦ると、判断が雑になります |
逆に、副業を先にする意味があるとき
- すでに売るものがある(作品、スキル、在庫)
- いまの会社に不満がない。転職の動機が収入だけ
- 独立を前提にしていて、小さく試したい
- 転職市場で評価される経験を、副業で作りたい
「副業で実績を作ってから転職する」という順番も成り立ちます。どちらが正しいという話ではありません。
注意:年収だけを上げても、手取りは比例しない
年収が上がると、所得税・住民税・社会保険料も増えます。「年収が◯万円上がった」と「手取りが◯万円増えた」は別の数字です。
また、副業の所得が増えれば、そちらにも税金がかかります。給与を1か所から受けている人は、給与・退職以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要になります → 確定申告が必要になるライン
また、副業の所得が増えれば、そちらにも税金がかかります。給与を1か所から受けている人は、給与・退職以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要になります → 確定申告が必要になるライン
「転職すれば上がる」とは書きません
当サイトは、転職で年収が上がると断定しません。
下がることもあります。同じ職種でも企業によって差があり、業界を変えれば一度下がることもあります。「転職 = 年収アップ」という前提で計画を立てないでください。
言えるのは、いまの給与が相場と比べてどうかを知らないまま副業を始めると、判断材料が1つ足りないということだけです。
相場を知る方法
- 求人情報の提示年収のレンジを、同じ職種・同じ経験年数で複数見る
- 公的統計(厚生労働省の賃金構造基本統計調査など)で、職種・年齢の分布を見る
- 転職エージェントに相談だけしてみる → 転職サイトとエージェントの違い
登録すれば必ず転職しなければならない、ということはありません。相場を知る目的で情報収集する使い方もあります → 在職中に登録してもよいか
順番を決めたあと
転職を先にする → 転職サイトとエージェントの違い/副業向きの会社を見分ける方法
副業を先にする → 副業を始めるときに最初にやること/開業届を出すタイミング
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最終確認日:2026年9月9日。このページは税務・労務の助言ではありません。